<お役立ちメニュー>賃貸の家賃が時期によって高くなることもあるブログ:10月29日
今日から学校のプールが始まる!
「いってきます」の声を玄関に残したまま
娘は駆け出していった。
重いランドセルを背負いながらも踊るように出かけた娘は
よほどプールを楽しみにしていたのだろう。
しかし帰って来たときの
「ただいま」は蚊の鳴くような声だった。
どうしたのか聞くと、どうやら着替えの時、
両方のヒップの中央にあるえくぼのようなくぼみを
友人に笑われたらしい。
父母からの遺伝子は変なところまで類似を作る。
何を隠そう、わたしのヒップにもそのえくぼがある。
わたし自身はそのえくぼを気にしたこともなかったのだが、
娘は今にも泣き出しそうな様子だった。
「ママとおそろいよ」となだめすかしたが…
「他は全部ママと同じがいい。だけどおしりだけはいや!」と強情だ。
その話は娘は納得しないままだったが、
数日経って、わたしのほうはすっかり忘れてしまった。
そのまま夏休みに入り、
わたしは娘を連れて実家に泊まりに行った。
あの厳格な親父が孫の顔を見ると
顔中をしわくちゃにして喜ぶ。
娘は「おじいちゃんとお風呂に入る」と
風呂場へ駆け出した。
しばらくすると、風呂場から二人の大きな笑い声が聞こえてきた。
のぞいてみると、二人は泡だらけで互いのヒップを見比べている。
「ママ、おじいちゃんにもあった、あったよ!」
なんと、生まれて初めて見た親父のヒップに
えくぼが二つ行儀よくならんでいるではないか!
娘は
「おじいちゃんとママとわたしが繋がってる証拠なんだね」と言いながら、
嬉しそうに父のヒップのえくぼを触っていた。
娘の発見で三人で大笑いするとともに、
わたしは確かにこの年老いた親父の娘だったんだと、
なんだか少しジーンとしてしまった。
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