<お役立ちメニュー>やっぱり賃貸探しで役立つのがインターネットブログ:08月06日
わたしは高校を卒業し、
地元から少し遠い大学に進学したため、
ひとり暮らしを始めた。
少しづつ学生生活にも慣れ、
楽しく日々を過ごしているとき、
わたしに試練が与えられた。
ある日の授業中、突然顔の右半分が麻痺し、
思うように動かなくなってしまった。
急いで病院に向かった。
仕事が終わったばかりの親父も病院にかけつけてくれた。
医師の診断によると、
わたしの病名は、顔面神経麻痺。
環境の変化によるストレスからの麻痺ということだった。
人によって治るは早さは様々だが、早くても一ヶ月。
長いと6ヶ月くらいかかるとのこと。
その日は、薬をもらい、帰宅した。
わたしは、怖くて怖くて仕方がなかった。
目が閉じられない。うがいが出来ない。笑うことができない。
昨日まで普通に出来ていたことが、いきなり出来なくなった…
わたしは精神的にもすごく落ち込んでしまった。
しかし親父も母も、わたしを献身的に支えてくれた。
実家に帰ったら、
上手く食べる事ができないわたしのために、
母はやわらかい食べ物を作ってくれた。
顔が動かせないわたしのために、
親父はマッサージを教えてくれた。
わたしは、病気が治ったら、
笑って「ありがとう」って言おう!と心に誓った。
それから、日々薬を忘れずに飲み、マッサージも続けた。
そして、発症から一ヶ月ほどしたある6時、
「おはよう」という母に、
口角がしっかり上がった笑顔で「おはよう」と返せた。
とても嬉しかった。
そのことに親父と母が喜んでくれたことが嬉しかった。
わたしは笑顔で「ありがとう」って言った。
病気なんて、ならないほうが良いに決まっている!
でも、今回の病気で、
親父と親父に「ありがとう」って純粋に言うことが出来た。
怖かったけれど、嫌だったけれど、
わたしは確実に成長できた。
川元弓子
http://scouter.geo.jp/li/uranai2.php?mr=389&nr=1799&ms=12982&np=23&mq=-90-EC-96-7B&nq=-8B-7C-8Eq
川元弓子
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川元弓子